PRIDE&K-1

年末恒例となったPRIDEとK-1大晦日興行の模様をザッピングしながら視聴。
PRIDEは、緒戦こそ箕輪がレコを秒殺してテンション上がったけど、その後はヒョードルvsノゲイラの人類最強決戦含め殆どが判定にもつれ込み、若干盛り上がりに欠けた。それでも十分に熱い戦いではあったのだけど…
逆に、「最近つまんねーな」と思ってたK-1が、今回はかなり面白いことに!まずは武蔵vsショーン・オヘアー戦。体格に勝るショーンが序盤から猛攻。武蔵やばいのか!?と思ったけど、武蔵はそれを冷静に全てガード。1R後半、ショーンが攻め疲れたところで反撃に出て、いきなりダウンを奪った後は、2Rは完全に武蔵ペースで。最後は左ハイでKO。2年連続のグランプリ準優勝で、すっかり貫禄が付いた感の武蔵。今日はほんとに強い!と感じた。
ある意味一番注目してた、ボビー・オロゴンvsシリル・アビディ戦。ここではボビーが期待通り、いやそれ以上の身体能力を発揮!!アビディ不慣れな総合ルールとはいえ、プロデビュー戦にして、K-1のケンカ屋アビディを終始圧倒。1R開始直後にタックルでマウントポジション取ったかと思えば、2Rは逆にマウントポジション取られた状態からそれを跳ね返すボビー。流石にKOとまではいかなかったけど、判定の結果文句なしの初参戦初勝利!すげーよボビー。最後は感激の余り涙とまらない放課後、もといリング上で男泣きなボビー。最後まで会場を沸かせてた(w 今度は曙あたりとやったら面白そうだな!
って、その曙は、最終戦ホイス・グレイシーに無謀な挑戦(w 案の定、腕を極められてあっさり敗北。曙よ、もうお前の相手はボビーしかいない(w
今日一番盛り上がったのは、魔裟斗vs山本“KID”徳郁のカリスマ対決。試合前の舌戦も凄まじかったけど、試合内容はそれ以上にエキサイト。1Rから激しい打撃戦となったこの試合。いきなり山本が魔裟斗からダウンを奪ったかと思えば、直後に魔裟斗の鋭いローが山本の下腹部を直撃!!悶絶する山本の姿に、「うわ〜、これでノーコンタクトか…。すげー楽しそうだったのに残念…」と諦めかけてたら、なんと山本の脅威の回復力により試合続行!まじかよ!?結局最終3Rまで両者全く譲らず互角の乱打戦となり、最後は判定。ほんとに僅差にて魔裟斗の勝利。これは是非、再戦をキボンヌ。恐らく本人達も、もう一度やりたがってるのでは?これで来年は山本もK-1MAX参戦か??
他にも、レイ・セフォーゲーリー・グッドリッジからKO勝利とか、ボブ・サップとレ・バンナのしょぼいんだか凄いんだか良く分からない引き分けとか、色々見所の多かったK-1。今年はほんとに楽しかった。
PRIDEも、ヴァンダレイ・シウバvsマーク・ハント(ハントの判定勝ち)など、魅力的なカードは多かったんだけど、いかんせん判定試合が多すぎたかなぁ、と。やっぱPRIDEの魅力は寝ても立ってもオープンフィンガーでの殴りあい、壮絶なKO劇…とか思ってるんだけど。素人の考え?