亡国のイージス

とゆー訳でチネチッタで鑑賞。
チケット買ってから始まるまでちょっと時間あったので、パンフレット購入して飯食いながら読んでた。1,000円となかなか良い値段だなと思ってたら、巻末に台本が。これでどのシーンも後から思い出すこと可能ですな。
で、鑑賞。
序盤の速い展開に一瞬置いてかれそうになるけど、事前にパンフで序盤のストーリーは抑えてたのでなんとか。
祖国に失望し、叛乱を起こした最新鋭のイージス艦いそかぜ」と、彼らを扇動した某国元諜報員の暴走を、「いそかぜ」専任伍長・仙石(真田広之)が、日本政府の秘密組織DAISの調査員・如月(勝地涼)と協力して食い止める、とゆーのがおおまかなお話か。
個人的な見所は、真田広之のバイタリティーホワイトアウト織田裕二並の精神力と生命力で、最初から最後まで大活躍。最後の手旗信号は、その必死さと無様さに、泣きそうになったり笑いそうになったりどっちだよ>俺
後、如月を演じた勝地涼真田広之中井貴一、寺尾聡といったベテラン勢を前に一歩も引かぬ名演技。「さとうきび畑の唄」のお兄ちゃんは、こんなに立派になりました。今後も注目したい若手ですな。
それから、事件の首謀者ヨンファ(中井貴一)の妹ジョンヒ(チェ・ミンソ)。戦闘マシーンとして鍛え上げられた工作員とゆー設定だけど、個人的にはチェ・ミンソ藤本美貴堀北真希をミックスしようとしてどっちつかずのうちに変なとこに落ち着いちゃった的な容姿についつい目を奪われてしまった。この人の映画もいつか見てみよう。
いそかぜ」幹部達の中では、船務長・竹中(吉田栄作)と水雷長・風間(谷原章介)。竹中は、つーか吉田栄作は相変わらずのスマートなバディ。足なげ〜。終盤、かっちょえぇシーン見せてくれるのかと思いきや、余りにもあっけなく死亡。う〜ん、らしい!
風間は防大卒の初任幹部とゆー設定。ドラマ「幸せになりたい」の長谷川ほどではないけど、ここでも情けなさ炸裂。谷原さんってばもはやそーゆーポジション?でも最後は身を張って大活躍!かっこ良…くはそれほどなかったけど、見直したぞ、風間!って感じでしたね。
悔い改めた副長(寺尾聡)が如月を脱出させようとする、親子ではないけど、子を失った親と、父を殺した息子が向き合う最後のシーンは、ほんとだったら感動的なシーンなんだろうけど、先にパンフで読んでしまってたのでイマイチ盛り上がらず。今回の最大の反省点。


まぁ基本的にかなり面白かったのではないかと。ただ、予想通りの面白さではあったけど、期待したほどではなかった。って何か矛盾してる?>俺


これは、先に原作を読んでおくべきだったのかなぁ。


何気に、一番のサプライズは鑑賞後、映画館を出る時に後から現れたまっつぁん。君も見てたんかい!
もちっと早い時間だったら、茶でも飲みながら本編の感想など語り合いたかったところであるけども、かなり遅かったのでそのままお別れしたのが残念でした。