さよならのLOVE SONG

後藤真希主演ミュージカル鑑賞。
この脚本家をあまり信用してない俺としては、初めから期待しないで見ることにしてた。開演前に購入したパンフレットを読む限り、「ホンを書くのが早いと言われる僕ですが、今回はすごーく遅かった。」とあったので、これまでの脚本とは違うことをちょっと期待する気持ちはあったけど…。


で、芝居の感想。
ごっちん最高」
この一言に尽きる。脚本の細かいとこに突っ込もうとすれば幾つか言いたいことはあるけど(途中説教臭い展開にシフトしつつも、結局最後はどーでも良くなってたりとか)、今回はそーいったことが殆ど気にならなかった。てゆーかほんと、ごっちんが良かった。要所要所でごっちんの素晴らしい歌声が堪能できたのも大きいのか。これぞ“後藤真希主演ミュージカル”とゆー感じでしたな。ごっちんの歌う曲はどれも良い曲で、特にクライマックス、泣きながら歌う主題歌「さよならのLOVE SONG」は、思わずこっちまで泣けてしまったよ…てゆーかまぁそれは歌にではなく歌ってるごっちんの演技に感動してだけど。兎に角、今回初めて、ミュージカルのサントラを「買いたい!」と思ってしまった。
ごっちんは素晴らしかったけど、周りの役者もかなり良かった!去年のごっちんミュージカルにも出演されていた婦長役の山素さん、忠臣蔵の時と同じく存在感を出してた種子さん、そして何と言っても、中盤を思い切り盛り上げてくれた勝野洋!!ごっちん映画や昨日見た「星砂の島〜」にも出演してて、正直「もう、いーよ!」とか思ってたけど、今日の勝野さんは最高に輝いてました。思い切り笑わせてもらったし、最後も良いとこ全部持っていくし!


芝居も良かったけど、ライブも最高!ってのは言うまでも無い。2003シングルコレクションつー感じのセットリストで、着替えを持ってくるべきだった!と後悔しちゃうくらい盛り上がってしまった。そしてライブ終了後は、いつまでも鳴り止まないごっちんコール、そして最後は会場全体で万歳三唱で締め…と思いきやまた始まるごっちんコール…。ほんと、芝居、ライブ、全てが最高のステージでした。
とゆー訳で、あやや、なっち、ごっちんと三つのミュージカルの評価は、
ごっちん>>なっち>>>>>あやや
と言った感じでした。
何度も言うけど、まさかごっちんミュージカルがここまで素晴らしいとは…。


と、誰も同じ評価と勝手に思ってたら、今日最前で見てたSさん的にはあややミュージカルの方が良かったらしい。人それぞれなのね…と改めて思った記念の瞬間。