羅生門

せっきーと共に観劇。二階席左サイド最前を当日券で購入。当たり前だが普段と全く異なる客層を楽しむ。劇場での観劇を趣味とされているのであろうマダム層が中心。若干俺等の同類も見受けられたが極めて少数。こんなに落ち着いて芝居を見るのは何年ぶりだろう？
河童のバッグ(浅丘ルリ子)が医師・北畠(中村トオル)に「世界の果て」を見せる為に色んな物語(芥川龍之介の短編)を見せて(体験させて)行く…とゆー大まかなストーリー。
前半は凄い楽しかったんだけど、休憩後の後半、中村トオル、浅丘ルリ子がともに台詞噛んだりして、若干グダグダ気味。ラストもちょっと理解し難い、納得できない感じだったのでそこがちょっと残念か。でも、ちゃんとした劇場でこんな豪華キャストの舞台を見るのも初めてだったし、何より舞台装置の豪華さ、演出の派手さに心奪われた感じ。「地獄変」の燃え盛る牛車のシーンはホントに火出てたし。あー、何か他にも色んな芝居を見たくなってきたよまじで。
保田圭ちゃんはバッグの妹・河童のペップとして結構頑張ってた。ソロで歌声披露するシーンもあったし。圭ちゃんにとっては、良いキャリアになったんじゃないのかなぁ。