椿三十郎

ただチケ貰ったのでチネチッタにて鑑賞。
もともとそんなに期待してなかったのだけど、実際そんな感じでした(ぉ
黒澤明監督のオリジナルは見たこと無いんだけど、同じ脚本を使ってるってことで話題になってましたが、それってどうなんだろ?と思った。オリジナルと同じ脚本でオリジナル以上に面白いもの作るとかハードル高すぎもいいとこでしょ。しかも相手は世界の黒沢とか…って今更言っても仕方ないんだけど。


序盤、敵方の見張り役として出てきた佐々木蔵之介。なんでこんな端役?と思ってたら、そこで捕らえられて最後までずっと出てくる結構美味しい役だったり。この人の絡んだシーンがいちいち面白かった。…んだけども、これってオリジナルの公開当時は相当面白かったんだろうなぁと思う。そんな風に思うシーンが結構多かったように思う。
ラストも、ちょっと微妙な感じ。白黒なら映えるんだろうなとか思ってみたり。


見終わった後、とりあえずオリジナルを見てみたいと強く思った。




どーでも良いけど、松山ケンイチらの若侍連中とか、西岡徳馬風間杜夫らのお目付け役連中のやり取り見てたら、腐女子の方々は色んな思いを巡らせたりするんだろうなぁ、とか。公開時期が2ヶ月早かったら、冬コミでは色んな組み合わせの本を見れただろうなとか。


あともーひとつ。
公開前に、木村拓也の「武士の一分」との興行収入対決が話題になってたようだけども、普通に「武士の〜」が勝ちそうですな。客席は結構すかすかだったし、年齢層も高めだったよーだし…たまに松山ケンイチファンと思しき女子中高生?の笑い声が聞こえてたりしたけど。
つか、「武士の一分」も見てないので、この機会に見ておきたいなぁ。そしたら俺の中で決着つけられるのに。