ばーちゃん

ここ数日のばーちゃんの体調が非常に悪いことから、ついにばーちゃんの寝床を2階のばーちゃんの部屋から1階の居間へ移動。その作業のため、軽く大掃除(って変な言葉ですな)。
腰が痛くてどーにも動くのも侭ならぬとのことで、俺が実家に帰ってる間中、殆ど寝てたばーちゃん。御歳94歳、これまで病気らしい病気にもかかったことがなく、我が家で一番元気だった人だけに、いざ動けなくなると一気に気弱になってしまった模様。おまけに病院での診察によれば、かなり進行した悪性腫瘍をお持ちのよーで…。その腫瘍も、この高齢にあるまじきスピードで巨大化してるとのことで、生命力の強さが今回は仇になってる模様。
考えてみれば、ご近所の同年代や親しい友人は、この数年で殆ど亡くなってるし、本人の生きる気力もなくなって来てそうなんだよな…。
若くして夫を亡くし、女手一つで息子2名&娘2名を育て上げた女傑。もう、十分過ぎるほど頑張ったんだよな。はっきり言って、先は長くない、とは医者も言ってる。せめて最後は、苦しまず、楽に、眠るように逝ってもらいたい…とか思ってるのは、失礼なことなのだろうか?


死ぬときのこととか考えてたら、ふと、あるフレーズを思い出してしまった。

いつの日か 歳をとって
皆に サヨナラ 言うときが来て
本当に「ありがとう」って言える気持ちは
どんなだろう

EPO百年の孤独