シベリア少女鉄道「天までとどけ」@新宿THEATER/TOPS

紺野さん聖誕祭つーことで何かやりたいなぁと思ったのだが、特に何も浮かばず、中野の方では「紺野night」なるイベントが開催されるようだったが、それに参加する気にもなれなかったため、映画か何か見に行こうと思ってちょっと調べたところ、たまたま一番最初に目に付いたこの舞台。
一度名前は聞いたことあったけど、どんな芝居をやるのか全然知らなくて、ちらっと見た紹介文では「観客に「感動」というより「驚き」「衝撃」「無駄に強い印象」を与える演出。」…一度見てみたいと思い、チケット手配を試みる。
劇団に電話してみると、今日は当日券が結構あるとのことだったので直接会場へ。
18時から前売り開始とのことだったが、俺が着いたのは18時半。俺は5番目くらいだった。
会場に入り、自由席の最後尾(3列目)真ん中の席を確保。開演まで他の劇団のチラシとか見てたのだけど、開演直前にはほぼ満席。凄い人気。


上演開始。最初に舞台上の液晶プロジェクターを使ってオープニング映像が流れる。凄い請ったもの作るのね〜。何か昼ドラみたい。
舞台はオリンピック代表選考会を兼ねた体操選手権大会。そこで優勝を争う二人のライバルや、元体操選手の女性カメラマンなどが、それこそ昼ドラチックなお芝居を繰り広げるのだが、中盤から後半にかけて、体操シーンが始まった途端ガラリと空気が変わった。
こういう手法は誰でも思いつくことだし、単純に面白いと思って笑ってたんだけど、ふと、その小道具?が「あるモノ」に似てるな…?と気付いた数分後。似てるな、ではなく、それそのものだったことが判明。場内大爆笑。しかもそんな大仕掛けまでっ!?
芝居を展開する台詞を積み重ねると同時に小道具も積み重ねられていく。綺麗にはまり過ぎ。
エンディングは大塚愛さくらんぼ」に合わせて綺麗にまとめた感あったけど、芝居としては最後もちょっとちゃんとやって欲しかったつーのと、仕掛けとしては最後にもー一つドカンと来るのかな?と思ってたのが無かったのが残念。
でも、これはこーゆーものなのだろうな。


次回作は10月30日〜11月9日に下北沢にて上演予定とのこと。とりあえずまた見に行きたいかな。
てゆーか、以前の公演を見てみたいっ。ビデオとか売ってくれないかしら?